警察や探偵、報道機関などにおいて広く使われる言葉で、事件や不正行為、浮気などのトラブルに関する「情報提供」や「密告」のこと。「情報を垂れ流す」「上(警察など)にコミ(教える)」といった意味合いが語源とされており、当事者に近い人物からの復讐、内部告発、正義感など、さまざまな動機から持ち込まれる。
タレコミのリアル:ある探偵の記録
「社長、例の経理幹部に関する、かなり具体的な『タレコミ(密告)』が入りました」
デスクの上に置かれた匿名のメールを指差し、私は調査チームに告げた。今回のターゲットは、会社の資産を横領し、かつて「間者(スパイ)」として暗躍していた疑惑のある男。男はこれまでの追及に対し、「私には完璧なアリバイがある」と激しく「アゴばる(全面否認)」を貫いてきた知能犯であり、過去には「コードレッド(最高警戒)」の修羅場を引き起こしたこともある危険な人物だった。
「どんなに生々しい『タレコミ』も、プロが『裏どり』を完了するまではただの噂に過ぎない」
ネットの普及した現代、SNSのDMや匿名メールによるタレコミは増え続けている。しかし、これを鵜呑みにして証拠もないまま対象者を問い詰めるのは素人のすることだ。最悪の場合、相手を警戒させて証拠を隠滅されるだけでなく、「名誉毀損だ」と逆ギレされて理不尽な「反訴」を提起されるリスクを孕んでいる。本当のプロは、タレコミを『確実なヒント』として扱い、誰にも知られずにその情報の真偽(ファクト)を「洗う(あらう)」のだ。
私たちは、このタレコミの裏付けを取るために即座に動いた。まず男の自宅(宅割り)周辺の地理的リスクを排除する「キンカク(周辺状況調査)」を行い、生活動線を調べる「襟取り(事前調査)」を敢行。さらに周辺への「側調(側面調査)」を重ねて外堀を埋めた。この完璧な仕込みがあったからこそ、私たちの「あいちゃん(行動調査員)」たちは、車を使った「車両張り」や屋外での「立ち張り」においても街の風景に完全に同化することができたのだ。
男が「あいさし(単独犯)」として動き出し、複雑な「後足(逃走経路)」を辿る姿を、「ルース・テイル」と「クロス・テイル」の網で音もなく追跡。タレコミにあった通り、男が不倫相手(二対)と密かに用意していた「セーフハウス(隠れ家)」へ入る瞬間を完璧にカメラに収めた。さらに隣室から「コンクリートマイク」を駆使した「電調」を行い、このタレコミが内部の「エス(内通者)」による本物の『売り込み(サス)』であったことを100%立証したのだ。
もたらされたタレコミを、最重要の「要請事実」を証明する無敵の調査報告書(クロ)へと昇華させた瞬間だった。後日、弁護士による「アゴとり」の場で、この証拠を突きつけられた男は完全に言葉を失った。過去の「コードイエロー」や「コードブルー」の警戒をすべて無力化され、言い逃れの退路を断たれた男は崩れ落ち、すべての罪を「歌い(自白し)」、最後には「完落ち」したのだった。
匿名の「タレコミ」に翻弄されず、法的な武器に変えるために
「夫(妻)のスマホに怪しいタレコミのメッセージが届いた」「社内の人間から不正を告発するタレコミがあった」という局面に直面したとき、パニックになって自力で動くのは非常に危険です。相手が警戒してしまえば、二度と真実を掴めなくなる可能性があります。「業法」を厳格に遵守するプロの探偵社は、もたらされたタレコミの真偽を秘密裏に徹底検証し、裁判や示談で100%あなたを勝利へ導く「法的に価値ある調査報告書」を作成いたします。